
犬との暮らしを楽しみたいけれど、お金のことが心配…少しでも飼育費用を節約できる方法はないかな?
そんなふうに感じている方も、きっと少なくないと思います。

私も、一人暮らしをしながら犬を飼っているので、お金のことで何度も悩みました…
この記事では、そんな私の経験も交えながら、「無理なく犬の飼育費用を節約するコツ」をわかりやすくお伝えしています。
これからわんちゃんを迎えようと考えている方にも、すでに一緒に暮らしている方にも、お役に立てる内容を詰め込みました。

まずは気になる節約方法から、チェックしてみてくださいね!
犬にかかる基本的な費用を見直そう


毎月、気づけば犬にけっこうお金を使っているかも…
ドッグフードやトイレシート、病院の診察代など、ひとつひとつは大きな金額でなくても、積み重なると意外と大きな出費になりますよね。
私も、一人暮らしで犬との生活を続ける中で、「あれ、今月ちょっと厳しいな…」と思ったことが何度もありました。
でも、大丈夫です!

ちょっとした工夫で、無理なく節約していくことは十分に可能です。
まずは、犬と暮らすうえで「毎月かかる基本の飼育費用」を一緒に整理してみましょう。
「どこに節約の余地があるのか」少しずつ見えてきますよ。
毎月かかる基本の飼育費用の目安
犬との暮らしを始めて、「こんなにたくさんの費用が必要なんだ…」と驚いたことはありませんか?

私も犬を飼い始めたころは、想像以上に出費がかさんでしまって戸惑いました
実際、犬にかかる毎月の費用は、意外と項目が多く、気づかないうちに家計にじわじわと影響を与えていることがあります。
たとえば、
総務省統計局「家計調査(ペット関連支出の調査項目)」などの公的データを参考にすると、犬にかかる1か月の飼育費は合計約1万〜2万8千円程度とされています。
費用項目 | 内容 | 月額目安 |
---|---|---|
フード代 | ・主食(ドライ・ウェットフード) | 約3,000〜5,000円 |
おやつ代 | ・ご褒美 ・しつけ用のおやつ | 約500〜1,500円 |
トイレ用品 | ・トイレシート ・消臭グッズ ・うんち処理袋など | 約1,000〜2,500円 |
ケア用品 | ・ブラシ ・爪切り ・シャンプー | 約500〜1,000円 |
トリミング代 | ・カット、シャンプー(犬種による) | 0〜約7,000円 |
医療費 (予防含む) | ・ワクチン ・健康診断 ・ノミ・ダニ駆虫薬 ・フィラリア予防 | 約2,000〜5,000円 |
ペット保険料 | ・ペット保険の月額(加入任意) | 約2,000〜4,000円 |
光熱費 (飼育による追加分) | ・冷暖房 ・加湿器 ・空気清浄機など | 約1,000〜2,000円 |
合計目安(月額) | ー | 約10,000〜28,000円 |
参照元一覧
- 総務省統計局「家計調査(ペット関連支出の調査項目)」:https://www.stat.go.jp/data/kakei/index.html
- 消費者庁・ペットフード協会の参考資料より推定:https://www.petfood.or.jp/
- 独立行政法人中小企業基盤整備機構 J-Net21:https://j-net21.smrj.go.jp/
もちろん、犬の大きさやライフスタイルによって金額には差があります。

まずは、「何に、どのくらいかかっているのか」を知ることが、節約の第一歩です!
支出を「削る」より「選ぶ」ことが大切

節約したいけれど、どうしても長続きしない…
節約と聞くと、どうしても「我慢」や「削る」というイメージがつきまといますよね。

私も、あれこれ我慢しすぎてストレスがたまり、結局続かなかった…という経験があります。
試行錯誤を続けた結果、無理なく節約を続けるためには、「削る」よりも「選び直す」意識が大切なんだと気が付きました。

小さな「選び直し」を積み重ねることで、ムリなく節約を続けられるようになりました
愛犬との暮らしを大切にしながら、今の生活に合った節約方法を選択をしていきましょう。
犬の飼育費用を節約する方法【24選】


フード代の節約アイデア【4選】
犬との暮らしで、毎日かかる費用のひとつが「フード代」。
質の良いドッグフードを選ぼうとすると、思っていた以上に出費がかさむこともありますよね。

愛犬の健康には気をつかいたいけど…

私も、フードの質と価格のバランスに何度も悩んできました
試行錯誤する中で、工夫次第でフードの質を落とさずに、費用を上手に抑えることができる方法を見つけました。
ここでは、私が実際に取り入れて効果を感じた「フード代の節約アイデア」を4つご紹介します。
ネット通販の定期便を活用する
ドッグフードは、スーパーやペットショップでその都度買うよりも、ネット通販の「定期便」を活用することで、お得に購入できることが多いんです。
定期便を利用するだけで5〜10%の割引が適用されるケースもあり、ちょっとした節約が毎月の飼育費に大きく影響してきます。
今回は、実際に私が使っているドッグフード「ブラバンソンヌ」を例に、各ネットショップの定期便の違いを比較してみました。
【ブラバンソンヌ 】
ドッグフード定期便 比較表
項目 | ブラバンソンヌ 公式サイト | Amazon | 楽天 |
---|---|---|---|
定期便割引率 | 10% OFF | 5% OFF (一部商品は最大10%OFF) | 5% OFF |
送料 | 無料 (定期便) | 無料 (定期おトク便) | 無料 (ショップによる) |
価格(2.5kg) | 約5,830円 → 約5,247円 | 約5,830円 → 約5,538円 | 約5,830円 → 約5,538円 |
配送頻度 | 30日/4週/2〜3ヶ月など | 1~6ヶ月の間で選択 | ショップにより異なる |
解約条件 | 次回お届け予定日の7日前までに連絡 | 次回お届け予定日の7日前までに手続き | ショップによる |
支払い方法 | クレカ・後払いなど | クレカ・Amazonギフト券など | クレカ・楽天ペイなど |
ポイント還元 | サイト独自ポイントあり | Amazonポイント | 楽天ポイント (+ショップ独自のポイントアップ) |
初回特典 | お試しセット(50g×3袋 330円)など | 特になし (※時期による) | 特になし (※時期による) |
定期便を使えば、決まった日に自動で届くので、「うっかり買い忘れてしまった」という心配もありません。
さらに、「今月はまだ余っているからスキップしよう」という調整も簡単にできるため、無駄なく続けられるのも魅力です。
今のドッグフードを「定期便」購入にするだけで、無理なく節約できる方法です。

定期便は、フードの質を落とさずにお得に購入できるのでおすすめです!
大きめサイズを買って、小分けにして保存する
同じドッグフードでも、小さな袋より大きな袋のほうが1gあたりの価格が安くなることが多いんです。

容量が多いぶん包装コストなどが抑えられているためです
たとえば、我が家の愛犬に与えている「ブラバンソンヌ オーシャンフィッシュ成犬用」で比較してみると…
内容量 | 価格(目安) | 1gあたりの価格 |
---|---|---|
1kg×10袋 | 約31,900円 | 約3.19円/g |
2.5kg×4袋 | 約23,300円 | 約2.33円/g |
10kg×1袋 | 約15,400円 | 約1.54円/g |
同じ10kgを購入する場合でも、約16,500円もお得になることがわかります。
ただし、大袋をそのまま保管しておくと、開封後に空気や湿気に触れてしまい、風味の劣化や酸化につながるリスクがあります。
そこで、おすすめなのが「小分け保存」です。
3日〜1週間分ずつをジッパー付き保存袋や密閉容器に移して、なるべく冷暗所で保管しましょう。

愛犬が毎日、安全に美味しく食べられるように「密閉」「小分け」「涼しい場所での保管」を心がけています
しつけ用おやつは「ドッグフード」でOK
「うちの子が喜びそう」「しつけに使いたいから」と、つい買いすぎてしまうのがおやつ。
気づいたら「引き出しの中に、未開封のおやつがたまっていた…」という経験、ありませんか?

私もついつい買ってしまって、おやつのストックが増えがちです…
でも実は、しつけのご褒美は「おやつ」でなくても大丈夫なんです。
普段のドッグフードを使っても、十分に効果を得られます。

我が家の愛犬はドッグフードへの食いつきが良かったので、ご褒美としてもちゃんと使えました!
この方法は、実際にドッグトレーナーや獣医師も推奨しているもので、多くの飼い主さんが取り入れています。
ドッグフードをご褒美として活用することで、以下のようなメリットがあります。
つまり、「ごほうびにも食事にも使える」という、一石二鳥の節約術です。
食べ物に優劣をつけないしつけは、犬の食習慣を安定させる意味でもとても大切です。

毎日のしつけの中で、無理なく取り入れていける方法として、ぜひ試してみてくださいね
手作りの「おすそわけごはん」
毎日のごはん作りのなかで、少しだけ愛犬にも「おすそわけ」してあげるのも節約につながる工夫のひとつです。
「犬の手作りごはんって、そのために材料を準備する必要があるでしょ?」と思われる方もいるかもしれませんが、わざわざ買い足さなくても、いつものごはんの食材の一部を使えばOKなんです。

冷蔵庫にある食材で十分です!
たとえば、こんな食材が使えます。
「おうちごはん」は、フード代の節約になるだけでなく、添加物の心配がない安心ごはんにもなります。
ただし、犬にとって危険な食材(玉ねぎ・チョコレート・香辛料など)は絶対にNGです。
塩分や脂質が多いもの、加工品も避けて、味付けしていない素材だけを選びましょう。

ちょこっと「おすそわけ」するのが、毎日の楽しみになっています

ペットグッズの節約アイデア【6選】
犬との暮らしに欠かせないケージやおもちゃ、トイレ用品などのペットグッズは、日用品から消耗品まで幅広く必要なため、気づかないうちに出費がかさんでしまうこともありますよね。
でも、少し工夫をするだけで、無理なく節約することができます。
ここでは、日常に取り入れやすい「ペットグッズの節約アイデア」を6つご紹介します。
フリマアプリやリサイクルショップを活用する
ペットグッズは、新品でなくても十分に使えるものがたくさんあります。
フリマアプリやリサイクルショップを活用すれば、家計にもやさしく、必要なアイテムをお得に手に入れることができます。
「メルカリ」などのフリマアプリでは、未使用や美品のケージ・キャリーバッグ・洋服などが、定価よりもずっと安く出品されていることも珍しくありません。
私も、実際に未使用に近いキャリーバッグをメルカリで見つけて、半額くらいで手に入れたことがあります。

届いたものは新品同様で、とても満足でした。
気になるグッズを「まずは、試してみたい」というときにも、中古品はちょうどいい選択肢になります。
「買ってみたけれどサイズが合わなかった」「うちの子には合わなかった」などのアイテムは、出品してお小遣いに変えることもできます。
新品にこだわらず、上手にリユースを取り入れて、愛犬との暮らしを無理なく楽しんでいきましょう。
100均アイテムを活用する
ペットグッズは、ペットショップなどのペット専門店で購入するものだと思っていませんか?
実は、ダイソーなどの100円ショップでも、犬との暮らしに役立つアイテムが手軽に手に入るんです。
たとえば、ダイソーなどの100円ショプでは以下のような犬用ペットグッズがそろっています。
これらは商品の一例で、110〜1,100円(税込)程度の価格帯で購入することができます。

我が家のトイレトレーは、ダイソーで440円で購入しました
さらに、バリエーションや新商品も随時登場しているため、ダイソーネットストアや100円ショップの店舗でチェックしてくださいね。
手作りおもちゃで楽しく節約
犬用のおもちゃって、つい「あれもこれも」と買ってしまいがちですよね。
でも、「買ってすぐに壊されちゃった…」なんて経験、ありませんか?

いつも数分で新品のおもちゃがボロボロです…
実は、高価なおもちゃを買わなくても、身近なもので「手作りしたおもちゃ」でも十分楽しく遊ばせてあげることができるんです。
たとえば…
手作りおもちゃは、お金をかけずに気軽に作ることができて、壊れてしまっても、すぐに作り直せるので経済的にも安心です。

愛犬の好みに合わせて、いろいろ工夫して楽しむことができます
遊ぶときは誤飲やケガがないように、安全面にしっかり配慮しましょう。
トイレシートの節約アイデア【3選】
毎日使うトイレシートは、消耗品だからこそ出費が積み重なりやすいアイテムです。

安さだけを重視すると吸収力がイマイチだったりしますよね
ここでは、ペットシートの品質を保ちつつ、無理なくコストを抑えるための方法をご紹介します。
トイレシートの節約アイデア①|大容量や定期便で単価を下げる
トイレシートは、Amazonや楽天市場
などのネット通販の「大容量パック」や「定期便サービス」を活用すると、1枚あたりの単価がぐっと抑えることができます。
たとえば、「コーナンオリジナル LIFELEX 薄型ペットシーツ
」シリーズで、以下のような価格差があります。
【価格比較】
LIFELEX 薄型ペットシーツ
パック種類 | 枚数 | 価格(税込) | 1枚あたり価格 | 備考 |
---|---|---|---|---|
通常パック | 200枚 | 1,298円 | 約6.49円 | 通常商品 |
超大容量パック | 800枚 | 4,390円 | 約5.49円 | 通販限定品 |
同じ800枚を購入する場合、超大容量パックの方が約802円お得になります。

毎日使うものだからこそ、小さな差が大きな節約になっていると感じます
さらに、Amazonや楽天市場の「定期便サービス」を使えば、5~10%ほど割引になる場合もあります。
配送頻度も「1ヶ月ごと」や「2ヶ月ごと」など選べるので、愛犬の使用ペースに合わせてムダなく調整できます。
しかも、「今月はまだ余ってるからスキップしたい」と思ったときには、手続きひとつで簡単に次回配送を見送ることも可能です。

重たい荷物を運ぶ必要がないのも嬉しいポイントです。
トイレシートの節約アイデア②|ふるさと納税の返礼品を活用する
毎日使うトイレシートを、少しでもお得に手に入れる方法として、おすすめなのが「ふるさと納税」の返礼品を上手に活用することです。
ふるさと納税といえば、お肉やフルーツといったグルメのイメージが強いかもしれませんが、日用品も意外と豊富で、ペットシートを返礼品として用意している自治体もあります。
たとえば、デオシートなどの国産の高品質ペットシートなどを返礼品として選べます。
【ふるさと納税】
返礼品例
※2025年6月時点の情報です。最新の内容は各ポータルサイトでご確認ください。
楽天ふるさと納税やYahoo!ショッピング、Amazonなどの各ふるさと納税サイトから申し込むことができ、通常よりもお得に入手できるケースが多いです。
ふるさと納税は実質2,000円の自己負担で返礼品がもらえる仕組みなので、家計の節約と同時に節税にもつながります。

節約も節税もしながら、地域の貢献もできちゃいます
ふるさと納税についての不明点は、総務省 ふるさと納税ポータルサイトなどでご確認ください。
トイレシートの節約アイデア③|洗えるタイプのペットシートを併用する
トイレシートの節約でおすすめなのが、布製で洗って繰り返し使える「洗えるペットシート」の活用です。
使い捨てのトイレシートの消費量を減らすことで、長期的に見ると経済的にも環境にもやさしい選択になります。

ただ使ってみて、最初は少し手間に感じる点がありました。

まずは、使い捨てのペットシートとの併用からスタートして、少しずつ慣れていくのがおすすめですよ

エアコン代の節約アイデア【3選】
犬と一緒に暮らす上で、室温管理はとても大切です。
「節約のためにエアコンを我慢しようかな…」と思ってしまうこともありますが、夏の暑さや冬の寒さは、犬にとって体調を崩す原因になりやすいため、冷暖房の使用は欠かせません。

夏と冬の電気代は、正直いつも見るのが怖いです…
そこで大切なのは、我慢することではなく「ムダな電力を減らす」ことです。
ここでは、無理なく取り入れられる「エアコン代節約のポイント」を3つご紹介します。
適切な温度管理は、熱中症や冷えから愛犬を守る予防医療にもつながります。
その結果、体調不良による通院や医療費の発生を防ぐことができ、長い目で見れば節約効果も期待できます。

しっかりエアコンは使いながら、少しでも節約できる工夫をしましょう
電気代を節約するための省エネ対策【5選】
愛犬の体調を守るために、夏も冬もエアコンは欠かせない存在です。

でも、やっぱり電気代は気になりますよね…
少しでも電気代を節約したいけど、エアコンの利用頻度を減らしたり、使わなかったりしたことで体調を崩してしまったら本末転倒です。
大切なのは「使わない」ことではなく、「効率よく使う」こと。
ムダな電力を減らすことで、快適さを保ちながら電気代を抑えることができます。
ここでは、私が実際に取り入れている「エアコン代を節約するための省エネ対策」を5つご紹介します。

ぜひ、できるところから取り入れてみてくださいね
サーキュレーターを併用して冷暖房効率をアップ
エアコンの冷暖房効率を高めるために、サーキュレーターを併用して使うのがおすすめです。
サーキュレーターを使うと、空気が効率よく循環し、快適な室温が整いやすくなります。
犬は、人よりも床に近い位置で過ごすため、サーキュレーターの風を床に向けて回すことで、エアコンの冷気や暖気が愛犬のいる空間に行きわたりやすくなるんです。
この工夫だけでも、設定温度を1~2℃ゆるめにしても快適さを保てるため、電気代の節約にもつながります。
経済産業省資源エネルギー庁によれば、暖房の設定温度を1℃下げるだけで年間約1,430円電気代を節約できるそうです。(令和2年2月時点)

私も、室温管理の強い味方として、夏も冬も欠かさず使っています
フィルター掃除をこまめにしてエアコン効率をアップ
エアコンのフィルターにホコリがたまって、空気の通り道がふさがれてしまうと、冷暖房の効きが悪くなり、部屋を快適に保つために余計な電力が必要になって、電気代がかさんでしまいます。
フィルター掃除を定期的に行うことは、節電につながるだけでなく、空気をきれいに保つことで愛犬の健康を守ることにもつながります。
経済産業省資源エネルギー庁によると、フィルターが目詰りしているエアコン(2.2kW)とフィルターを清掃した場合では、年間で約990円も電気代に差が出るとされています。
月に1〜2回を目安に、こまめにフィルターをお掃除する習慣をつけると、エアコンの寿命も長持ちしますし、何より室内の空気がすっきりします。

ちょっとした手間ですが、エアコン効率アップ・電気代節約・愛犬の健康維持と、いいことずくめです。
断熱シートや遮光カーテンを活用
エアコンを使っていても、部屋の断熱が不十分だと、外の暑さや寒さが入り込んできてしまい、室温がなかなか安定しないことがあります。
設定温度を保つために余計な電力がかかり、電気代が高くなってしまうことも。
そんなときにおすすめなのが、「断熱シート」や「遮光カーテン」の活用です。
断熱シートを窓に貼り付けたり、遮光カーテンを使ったりすることで、室内の温度を保ちやすくなります。

エアコンの効率が上がって、電気代の節約につながるんです。
断熱シートはホームセンターやネット通販で手軽に手に入ります。
おすすめの断熱シート
ニトムズの夏冬兼用断熱シートは、採光性を保ちつつ、遮熱・断熱の効果でオールシーズン使えます。
カーテンも遮熱・遮光機能のある商品が増えていて、比較的リーズナブルに取り入れられるのも魅力です。
おすすめの遮光カーテン
お値段以上のニトリなら、高コスパで遮光1級・遮熱カーテンも購入できます。

冷暖房の効率がアップして、電気代も抑えられるので、ぜひ取り入れてみてくださいね。
スマートリモコンでエアコンを上手に管理する
エアコンの使いすぎが気になる方に、ぜひ取り入れていただきたいのが「スマートリモコン」です。
スマートリモコンとは、テレビやエアコンなどのリモコン機能をスマートフォンやタブレットにまとめて、専用アプリで操作できる便利なアイテムです。
家の中はもちろん、外出先からも家電をコントロールできるのが大きな特長です。
たとえば、以下のような使い方ができます。

「うっかりエアコンをつけないで外出しちゃった…」と思ったときに、外からアプリでONにできてほっとしました
また、「思ったより涼しいから温度を下げたい」「ちょっと風が通るから切っておこう」など、そのときの状況に応じて細かく調整できるのも魅力です。
こまめにON/OFFの切り替えができることで、必要以上にエアコンを使うことを防ぎ、結果的に電気代の節約につながります。

手軽に始められる節電アイテムとして、ぜひチェックしてみてくださいね。
保冷・保温グッズを活用する
エアコンに頼りきりにせず、犬用の保冷・保温グッズをうまく取り入れることも、快適さを保ちつつ電気代を節約するポイントです。
夏場には、ひんやり感のある「アルミプレート」や「ジェルタイプのクールマット」があると、愛犬も気持ちよく過ごせます。
体を冷やしすぎる心配も少なく、自然な温度調節のサポートになります。
アルミプレート
マルカン ひんやりクールアルミプレート
ジェルタイプのクールマット
ドギーマン 純アルミ ひんやりジェルマット

うちの愛犬は、ひんやり素材のペットベッドがお気に入りで、気持ちよさそうに寝ています
冬場には、「ペット用のホットマット」や「電気を使わないホットカーペット」などがおすすめです。
ペット用のホットマット
ユカペットLX(貝沼産業)
電気を使わないホットカーペット
SILUN ペット用ホットカーペット(自己発熱タイプ)
クレートやケージに毛布をかけてあげるだけでも保温効果がアップし、外気の寒さからしっかり守ってくれます。
保冷・保温グッズを活用することで、エアコンの設定温度を少し控えめにしても、犬にとって十分に快適な空間が作れます
電力会社の料金プランを見直す

冷暖房はしっかり使いたいけど、電気代はできるだけ抑えたい…
そう感じたときに、ぜひ見直してほしいのが電力会社の料金プランです。

わかっていても面倒くさくて、つい契約時のプランをそのまま使い続けてしまいますよね
ですが、ライフスタイルに合ったプランに切り替えるだけで、電気代がぐっと下がることがあります。
資源エネルギー庁「無理のない省エネ節約 | 家庭向け省エネ関連情報」でも、「電気料金の単価やプランは契約する事業者によって異なるため、現在の契約内容を見直したり、他社のプランと比較したりすることで、電気料金の削減が期待できます。」と公的に案内しています。
たとえば、「時間帯別料金プラン」や「新電力会社の割安プラン」に変更することで、月1,000~2,000円、年間では1~2万円以上の節約になるケースもあると言われています。
在宅時間が長い方は「日中の電気が安くなるプラン」、夜間によくエアコンを使う方なら「夜間割引のあるプラン」など、自分の生活リズムに合った選択ができるのも魅力です。
契約の見直しは、ほとんどがネット上で完結しますし、最近では比較サイトを使えば、料金やサービス内容の違いも簡単にチェックできます。

私も電気料金の比較サイトで調べて、思っていたよりも簡単に切り替えられました
気になる方は、一度チェックしてみてはいかがでしょうか?
「エネチェンジ」で、ぴったりの電気料金をかんたんに比較してみる

トリミング代を節約ポイント【4選】
犬のシャンプーや爪切り、カットなどの「トリミング代」は、犬種によっては、1回あたり数千円〜1万円以上かかることもあり、家計への負担を感じている方も多いのではないでしょうか。

うちの子のトリミング代、正直、私の美容院代より高いんです…
セルフケアを取り入れることで、トリミングの頻度を少し抑えることも可能です。
ただ、毛質や犬種によっては専門的なカットやお手入れが必要で、どうしてもプロのトリマーさんにお願いしないと難しいこともありますよね。
ここでは、無理なくできる「トリミング代の節約ポイント」を4つご紹介します。

日々のお手入れとちょっとした工夫で、愛犬のトリミング代も上手に節約できますよ
料金を比較して、お手頃なサロンを見つける
トリミングサロンの料金は、お店によって意外と差があります。
地域や店舗の方針によって価格帯が異なるため、最初にいくつかのサロンを比べてみるのがおすすめです。

私も、最初は近所のサロンをいくつか調べて、料金と口コミを比較してから選びました。
料金だけで決めてしまうと、「思っていた仕上がりと違った…」ということもあるので、GoogleマップやSNSの口コミ、公式サイトの施術例や雰囲気などもチェックして、総合的に判断すると安心です。
料金の安さはもちろん大切ですが、愛犬がリラックスして過ごせるか、スタッフさんが丁寧に対応してくれるかといった「通いやすさ」も大事なポイントです。

無理なく続けられる価格帯で、安心して任せられるサロンを見つけられると安心ですね
カットモデル犬の募集を活用する
トリミング代を少しでも抑えたいときに活用したいのが、「カットモデル犬」の募集です。
カットモデル犬とは、トリマーさんの専門学校や一部のトリミングサロンで行われている制度で、練習や技術試験のモデル犬としてトリミングに協力することで、通常よりも安い料金、あるいは無料で施術してもらえます。

私も一度カットモデルをお願いしたことがありますが、仕上げはプロのトリマーさんが整えてくれたので、仕上がりも満足でした
もちろん、練習という特性上、施術に少し時間がかかったり、細かな要望には応えられない場合もありますが、その分コストが大きく抑えられるのは大きなメリットです。
「toritori(トリトリ)」などのモデル犬募集専用サイトで、募集情報をチェックしてみてくださいね。
クーポンや割引を活用する
トリミング代を少しでも節約したいときは、サロンが提供しているクーポンや割引サービスを活用するのがおすすめです。
たとえば、
といったサービスを設けているサロンもあります。
こうした情報は、サロンの「公式サイト」や「Instagram」、「LINE公式アカウント」などで発信されていることが多いので、ぜひこまめにチェックしてみてくださいね。
トリミングスタイルをシンプルにする
トリミング費用を少しでも抑えたい方には、シンプルなスタイルを選ぶことをおすすめします。
「全身をバリカンで短くカットするスタイル」や「短めの仕上げ」にすると、作業時間が短くなり、その分料金もリーズナブルになる傾向があります。
短くカットしておけば、次回のトリミングまでの間隔も長く取れるため、通う回数を減らせるのも嬉しいポイントです。
一方で、「オールシザー仕上げ」や「デザインカット(ハート型・パンツカット・顔まわりのアレンジなど)」は、細かい技術や時間が必要となるため、追加料金がかかることも。

こだわりカットは、特別なイベントのときだけにして、予算とバランスをとりながら楽しんでいます
毛玉や毛のもつれがあると、別途料金が発生することも多いため注意が必要です。
さらに、足裏カットや爪切り、肛門腺しぼりといった部分ケアも、1か所あたり550〜1,100円前後の費用がかかる場合があります。

日頃のセルフケアを無理のない範囲で取り入れてみるのも、節約の第一歩になりますよ

医療費を抑える4つのポイント

愛犬が病気になったときの治療費が心配…
万が一、病気になってしまったときの医療費のことを考えると、不安な方も多いのではないでしょうか?

だからこそ、まずは病気にならないための「予防」が大切ですよね
定期的な健康チェックや日々の体調管理を意識することが、結果的に将来の医療費を抑えることにつながります。
ここでは、医療費を抑えるためのポイントを3つご紹介します。
定期的な健康診断
犬も私たち人間と同じように、病気の早期発見がとても大切です。
肝臓や腎臓などの内臓に関わる病気は、目に見える症状が出にくいため、定期的な検査を受けないと気づきにくいことがあります。

でも、動物病院での健康診断って高いんじゃない…?
たしかに、医療費を抑えたいのに、さらに健康診断にもお金がかかるとなると、少し迷ってしまいますよね。
実際には、大きな病気に進行する前に早めに見つけて対処できれば、結果として治療費や通院回数を抑えられ、長い目で見れば医療費の節約につながることが少なくありません。
動物病院によっては「予防医療パック」や期間限定の「キャンペーン価格」を用意していることがあります。
気になる方は、一度かかりつけの病院に相談してみるのもおすすめです。
健康診断の目安は、以下のとおりです。
愛犬の健康は、日々のちょっとした気づきと予防の積み重ねで守っていけます。

早め早めのケアを意識して、健康で毎日を過ごすことが一番の節約ですね
ペット保険は「必要最低限+貯蓄」

ペット保険に入ったけど、毎月の保険料がちょっと負担…
もしものケガや病気も「ペット保険に入ってるから安心!」と思っていても、「毎月の保険料は、家計の負担になっている」と感じている方は少なくありません。

私自身も、以前ペット保険に加入していたときに、保険が適用されない診療が多く、「実費と保険料、どちらも払うのはちょっとつらいかも…」と思ったことがありました。
実際、多くの保険には「1日あたりの支払い限度額」「年間補償日数」「年間補償額の上限」などが設定されています。
軽度の通院では、思っていたより補償が受けられないケースもあるため、保険料に見合ったメリットが感じられにくいこともあります。
この経験から、私はペット保険を解約して「すべて貯蓄で備える」方法にを選びました。

私は、保険を解約して浮いた費用を「犬の医療費専用の積立」にまわしています
でも、「そんなに貯金できない…」「貯金だけで備えるなんて不安…」と感じる方のほうが多いと思います。
そこでおすすめなのが、「必要最低限の補償は保険で、それ以外は医療費用の積立で備える」という分散型のスタイルです。
若くて健康な犬であれば、通院を自己負担にし、「入院・手術」に限定したシンプルなプランを選ぶことで、月々の保険料を大きく抑えることができます。
以下に、ペットの保険料を抑えつつ必要な備えるためのポイントを表にまとめました。
項目 | 節約のコツ |
---|---|
補償範囲 | 通院は自己負担にし、入院・手術に限定する |
保険料の目安 | 月1,000〜1,500円のミニマムプランから検討 |
免責金額 | 小さな治療費は自費で賄い、高額治療にのみ備える |
限度額設定 | 年間補償額をやや低めに設定し、月額保険料を抑える |
補償割合 | 70%よりも50%補償にすると保険料が割安になる |
支払い方法 | 年払い・後日請求型の方が割安な商品もある |
「軽い治療は自費で大丈夫」という方には、50%補償のプランがコストを抑えつつ、いざというときに安心できる選択肢になります。
もちろん、愛犬の年齢や持病、生活環境によって最適なプランは異なります。
愛犬との暮らしを、もっと安心で心地よいものにするために、今の保険と家計のバランスを、いま一度見直してみてはいかがでしょうか?
動物病院の料金を比較する

動物病院って、どこも同じような料金じゃないの?
実は動物病院は「自由診療」で、診察料や検査、ワクチン、手術の費用などは、病院ごとに独自で設定されているため、金額にかなり差が出ることもあります。

私も、事前に料金や口コミを調べてから動物病院を選びました
通いやすさや先生との相性ももちろん大切ですが、料金設定が比較的リーズナブルな病院を選ぶことで、医療費を抑えることができます。
以下のような点をチェックしておくと、安心して選ぶことができます。
もちろん、「安ければそれでいい」というものではありませんが、いくつかの病院の情報を比較しておくことで、医療費を節約することができます。
自然療法や日常ケアで、病気を未然に防ぐ
医療費をかしこく抑えるために大切なのは、「そもそも病気にならないようにすること」です。
予防を意識した生活が、愛犬の健康にも家計にもやさしい選択になります。
最近では、漢方やハーブなどを取り入れた自然療法を実践する飼い主さんも増えてきましたが、まずは「日常のちょっとしたケア」から始めてみるのがおすすめです。
たとえば、
こうした小さな積み重ねが、結果として動物病院にかかる頻度や医療費の負担を減らすことにつながります。
自然療法に興味がある場合は、自己流で始める前に、動物の健康に詳しい専門家や獣医師、ペットアロマの資格者などに相談しながら取り入れるのが安心です。
日々の丁寧なケアが、愛犬の健康を守るだけでなく、医療費の節約にもなります。
無理なくできることから、少しずつ取り入れてみてくださいね。

犬との暮らしを楽しみながら節約するアイデア【3選】

節約中だから、愛犬とのお出かけも我慢しないと…
犬とお出かけやレジャー、おしゃれなどを一緒に楽しみたいけど「節約のために我慢しないといけない」と感じていませんか?

私も、お金がないからと愛犬とのお出かけは控えていました
でも、ちょっとした工夫で、出費を抑えながら愛犬との暮らしをもっと楽しむことができまるようになりました。

節約=我慢じゃないですよ
「お金をかけずに楽しむ工夫」を見つけることで、節約しながらでも愛犬との生活をもっと楽しむことができます。
ここでは、「節約しながら愛犬との暮らしを楽しむ工夫」を3つご紹介します。
地域のドッグランやイベントを活用
お出かけや運動の機会を増やしたいときには、自治体や公園に併設された「無料ドッグラン」や地域で開催される「ペット関連のイベント」がおすすめです。
無料ドッグランを利用すれば、有料施設に比べて費用を抑えられるのはもちろん、愛犬が思いきり体を動かせる環境は、心身のリフレッシュにもつながります。

私も、都立12公園の無料ドッグランに登録して利用しています
ペット関連のイベントの中には、試供品の配布や獣医師・トレーナーによる無料相談ブースなどが設けられているものもあり、お金をかけずに楽しむことができます。
お住まいの市区町村の広報や公式SNS、地元のペットショップやの掲示板などをチェックして、ぜひ近くで楽しめるイベントを探してみましょう。
散歩や日常の遊びも、ちょっとした工夫で楽しく充実
「お金をかけないと楽しめない」と思いがちですが、いつものお散歩やおうち時間に少しの工夫をするだけで、楽しめる方法があります。
たとえば…

わが家の愛犬も、結んだタオルの中にフードを隠してあげると、夢中になって探していて、とっても楽しそうです
お金をかけなくても日常の中に「楽しい!」を増やすヒントとして、ぜひ試してみてください。
犬友と交流の輪を広げて情報交換
犬を飼っているご近所さんやSNSでつながっている「犬友」との交流に、実は「節約のヒント」がたくさん隠れているんです。
こうしたリアルな体験談は、ネット検索よりも信頼できることが多く、すぐに取り入れやすいのが魅力です。

忙しくて、犬友さんなんてできない…

SNSやブログで、他の飼い主さんの投稿やレビューを見るだけでも、得られる情報はたくさんありますよ
お散歩の途中で、ご近所の犬と立ち止まる時間があれば、それも立派な交流の一歩です。
わんちゃん同士が仲良くする姿を見ながら、飼い主さん同士が少しずつ言葉を交わすようになって、気づけば「この間おすすめしてくれたトリミングサロン、すごくよかったよ」なんて、自然と情報交換ができるようになっていきますよ。
犬友さんとの交流は、無理に作ろうとしなくても大丈夫です。
まずは、気になる飼い主さんのSNSやブログ記事をのぞいてみることから始めてみませんか?
当ブログ「一人暮らしで犬と楽しく暮らしたい!」では、一人暮らしで犬と暮らすための情報を発信しています。

よかったら、ブックマークしてのぞきに来てくださいね。
まとめ|ムリなく続けられる、私らしい節約を
節約と聞くと、「我慢しなくちゃいけない」と感じてしまうかもしれませんが、「楽しみながら工夫する」という意識を持つことが、無理なく続けられる大切なポイントです。
あなたと愛犬の笑顔が続くように、小さな節約から始めてみませんか?
最後まで、ご覧いただきありがとうございました。
この記事が、ご参考になれば幸いです。
当ブログを通して、みなさんのシングルライフがわんちゃんとのワンダフルライフになりますように。
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