こんにちは、しほです!
一人暮らしで犬と楽しく暮らすためのブログ記事を書いています!
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「一人暮らしをしながら犬を飼いたい!」と思ったときに、まず気になるのがお金のこと。
この記事では、
- 一人暮らしで犬を飼うために「必要な年収」
- 1年間でかかる「犬の飼育費用」と「管理のポイント」
について、15年以上一人暮らしで犬を飼い続けている筆者がご説明します!
どの程度の年収があれば、安心して犬を飼うことができるのか知りたい!
犬を飼いたいけど、実際いくらお金がかかるのかわからなくて心配…。
犬を飼うと、1年間でどれくらいお金がかかるのか知りたい!
犬の飼育費用を上手に管理して、お金の心配を減らしたい!
犬を飼うために必要なお金のことをしっかり知っておきたいという方は、ぜひ最後まで読んでご参考にしてください。
犬を飼うために必要な年収はいくら?
一人暮らしをしながら犬を飼うためには、“1年間の「自分の生活費」と「犬の飼育費用」をまかなえるだけの年収が必要”ということになります。
では、「自分の生活費」と「犬の飼育費用」を「まかなえるだけの年収」とは、具体的にいくらなのでしょうか?
一人暮らしをするために必要な1年間の生活費は約1920,000円
まずは、1年間の「自分の生活費」について考えてみましょう。
総務省が発表した2021年度「家計調査報告 家計収支編」によると、単身者の月平均消費支出は155,046円でした。
消費支出の項目と月平均額は以下の通りです。
消費支出項目 | 月平均額 |
---|---|
食料 | 41,731円 |
住居 | 22,118円 |
光熱・水道 | 11,383円 |
家具・家事用品 | 5,830円 |
被服及び履物 | 4,843円 |
保険治療 | 7,703円 |
交通・通信 | 18,916円 |
教養・娯楽 | 17,654円 |
その他の消費支出 | 24,868円 |
合計 | 155,046円 |
え…?住居が月平均22,118円って少なくない??
調査対象の単身世帯の平均年齢58.1歳、勤労者以外に65歳以上の単身無職世帯が約半数ほど含まれている結果です。実家住まいや住宅ローン完済で実質住居費が必要ない世帯も含まれている、また、寮や賃貸補助があるお仕事の方が含まれていることも考えられます。上記の結果は、あくまでも参考です。ご家庭によって必要な生活費は異なります。(東京で一人暮らしをすると考えた場合、賃料が安いエリアでも1R50,000円くらいは必要だと思います。)
この単身者の月平均消費支出155,046円という結果を基に、「一人暮らしするために必要な1年間の生活費」を算出すると…
(1ヶ月の生活費)約160,000円✕12ヶ月=(1年間の生活費)約1,920,000円
つまり、1年間の「自分の生活費」は…
一人暮らしの場合、年間約1,920,000円必要!
と、いうことになります。
1年間でかかる犬の飼育費用は約340,000円
続いて、1年間の「犬の飼育費用」について考えてみましょう。
アニコム損害保険株式会社の「2023最新版 ペットにかける年間支出調査」によると…
1年間でかかる犬の飼育費用は338,623円!
と、いう結果でした。
飼育費用の項目と年間支出金額の内訳は、以下の通りです。
費用項目 | 年間支出金額 |
---|---|
ドッグフード・おやつ | 64,294円 |
日用品 | 13,431円 |
ワクチン・健康診断等の予防費 | 33,648円 |
ケガや病気の治療費 | 56,134円 |
トリミング料 | 48,200円 |
ペット用品 | 18,835円 |
旅費(交通費、ペットホテル、施設利用料など) | 25,679円 |
光熱費(飼育に伴う追加分) | 16,505円 |
その他 | 18,134円 |
ペット保険料 | 43,763円 |
合計 | 338,623円 |
しかし、犬種によって「必要なもの」や愛犬との暮らしに「求めるもの」は、お家によって様々…。犬種やライフスタイルが異なれば支出の内容や金額は変わってくるものです。
必要な支出の内容や金額は、犬種やライフスタイルによって変わるもの!
- 愛犬がグルメなので、高額でも品質の良いフードを選んであげたい!
- 定期的なカットが必要な犬種なのでトリミング料が毎月かかる。
- 暑さや寒さに弱い犬種の場合は、冷暖房の利用で光熱費が高くなる季節がある。
- デザイン性の高いペット用品を選んで、インテリアも諦めず楽しみたい!
- 愛犬と一緒にお出かけや旅行を楽しみたい!
愛犬と過ごす楽しい1年を想像しながら、自分のお家に必要な費用と金額について、改めて考えてみるのもいいかもしれませんね。
結論:一人暮らしで犬を飼うために必要な年収は約2,260,000円
上記の結果をもとに、「一人暮らしで犬を飼うために必要な年収」を算出します。
(生活費)約1,920,000円+(飼育費用)約340,000円=(必要な年収)約2,260,000円
つまり、
年収が約2,260,000円あれば、一人暮らしでも犬を飼うことができる!
と、いうことになります!
けれど、必要な生活費や犬の飼育費用はライフスタイルによって金額は異なってきます。今の年収とライフスタイルで、犬の飼育費用まで負担できるのか…上記を参考に、しっかり検討してみてください。愛犬と安心して楽しく暮らすために、今の自分の生活費を見直してみることも時には必要かもしれませんね。
1年間でかかる犬の飼育費用の管理のポイント
一人暮らしで犬を飼えるだけの十分な年収があっても、予算オーバーして使いすぎてしまっていては困ってしまいますよね。
ここからは、1年間でかかる犬の飼育費用の管理のポイントについてご紹介します。
必要な飼育費用を把握して予算をしっかり管理できれば、お金の不安も減って、愛犬と安心して暮らすことができますよ。
犬の飼育費用を管理するひとつの方法として、参考にしていただけたら嬉しいです!
1年間の飼育費用は3つに分けて管理しよう!
1年間でかかる犬の飼育費用は、支払いが発生するタイミングで大きく3つに分けることができます。
- 毎月支払う飼育費用
- 1年に1回支払う飼育費用
- 突発的または不定期で支払う飼育費用
犬を飼うために必要な飼育費用を①〜③に振り分けて、以下のように管理するのがおすすめです。
①毎月支払う飼育費用
などが、毎月かかる飼育費用です。
「毎月、ドッグフードを1袋買う。」
「ペットシーツは1日2〜3枚使うから、90枚入りを毎月買ってる。」
「毎月定額の保険料を支払っている。」など。
毎月購入したり、定期的に支払いがあるものは「毎月かかる飼育費用」に振り分けて、毎月の固定費として予算を立てて管理しちゃいましょう。
「毎月かかる飼育費用」は、「毎月の固定費」にしてしまえば予算管理が楽ちんです♪
②1年に1回支払う飼育費用
などが、1年に1回支払う飼育費用です。
こういった、毎年決まった時期に大体同じ金額を支払う飼育費用は月額に換算して毎月積み立てをして準備しておきましょう。
例えば…
1年に1回支払う健康診断の料金が12,000円だった場合は、毎月1,000円を積み立てて、健康診断の料金を支払うために準備します。
フィラリア予防薬とノミ・ダニ駆除薬の一括購入代金が20,000円だった場合、投薬開始月に合わせて毎月約1,700円を積み立てて、まとめ買い資金を準備します。
このように、計画的に毎月積み立てをして備えることができれば、1年に1回の大きな飼育費用の支払いも怖くないですね♪
「1年に1回支払う飼育費用」は、毎月積み立てをして備えることがポイントです!
③突発的または不定期で支払う飼育費用
突然お金が必要になったり、不定期(数年に1回、数ヶ月に1回、季節など)で出費のタイミングがある、支払いの時期や金額がはっきりしていないものが突発的・不定期で支払う飼育費用です。
このような突発的・不定期で支払う飼育費用は、必要な費用と金額をしっかり洗い出して、月額に換算して積み立てて備えるようにしておきましょう!
例えば…
急なケガや病気の治療費を備える場合、(治療内容によって金額は異なりますが)一般的には手術費用200,000円前後、入院費100,000円前後、通院1日約10,000円ほどかかると言われています。急な治療費に備えて、最低300,000円程度の備えがあると安心です。
「いつ、大体いくらお金が必要になる」のか、予定がある程度わかるものに関しては、ざっくり予算を組んで積み立てておきましょう。
来年、愛犬と一緒に旅行に行く予定がるので、今年から積み立てて準備する。
7〜9月、12〜2月は、冷暖房の利用で電気代が増えるので、光熱費の予算を4,000円ほど多めに見積もっておく。
大きな金額も月額に換算して少額ずつの積み立てなら、突発的または不定期で支払う飼育費用も備えやすいですよね!
「突発的または不定期で支払う飼育費用」は、急な出費に慌てないように、しっかり準備して備えておくことが大切です。
犬と安心して暮らすために、必要な年収と年間費用についてしっかり考えましょう!
いかがでしたか?
一人暮らしの場合、1年間の生活費と飼育費用をまかなえる十分な年収は…
(生活費)約1,920,000円+(飼育費用)約340,000円=(必要な年収)約2,260,000円
しかし、十分な年収があったとしても、犬と安心して暮らすために、1年間でかかる飼育費用をしっかり管理する必要はあります。
「1年間でかかる飼育費用」を管理するポイントは、以下の3つです!
毎月 | 1年に1回 | 突発的または不定期 |
---|---|---|
・ドッグフード、おやつ代 ・日用品 ・ペット保険料 など | ・狂犬病ワクチン ・混合ワクチン ・フィラリア予防薬 ・ノミ・ダニ駆虫薬 ・健康診断 など | ・ケガや病気の治療費 ・家財の修繕費 ・トリミング料 ・ペット用品 ・旅費・イベント ・光熱費 ・その他 |
毎月購入、定期的に支払う | 毎年決まった時期に大体同じ金額を支払う | 支払いの時期や金額がはっきりしていない |
毎月の「固定費」として予算を立てる | 月額に換算して毎月積み立て | 月額に換算して積み立てて備える |
毎月の飼育費用で10,000〜20,000円は必ずかかります。その他、1年に1回必要な予防医療費や突然の出費があることを考えて、年間150,000〜300,000万円程度は犬の飼育費用が必要になると考えておくと良いでしょう。
愛犬と安心して暮らすために、1年間でかかる飼育費用をしっかり管理しましょう!
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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