こんにちは、しほです!
一人暮らしで犬と楽しく暮らすためのブログ記事を書いています!
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一人暮らしをしているけど…
と、思っている方もいらっしゃいますよね?
犬は本当にかわいくて、毎日癒やされます…!
ですが…
犬を飼う前に、まず心配になるのが「生涯でかかるお金のこと」ですよね。
犬を飼うために、たくさんの飼育費用が必要になることはわかるけど、いったい生涯でいくら必要になるのか…一人暮らしで自分の生活費の確保するだけでも大変なのに、犬の生涯の飼育費用も負担できるか、わからなくて不安に感じている方も多いのではないでしょうか?
この記事では、犬を飼う際にかかる「生涯飼育費用」について詳しくご説明します!
大切な愛犬を迎え入れる前に、生涯の飼育費用についてしっかり知っておきましょう。ご参考になれば幸いです。
15年以上一人暮らしで犬を飼っている、わたしがご紹介します!
犬を飼うと生涯でたくさんのお金がかかる!
お迎えしたわんちゃんが健康で幸せな生涯を送るためには、たくさんのお金が必要です。
お迎えする際の「初期費用」
まず、最初にわんちゃんを家族として迎え入れる際の「初期費用」を準備する必要があります。
現在、ペットが飼えるお部屋に住んでいない場合は、ペット可の賃貸などへの引っ越し費用も必要になります!
ず〜っとかかる「飼育費用」
家族になってからは、日々の食事やお世話のための「飼育費用」をコンスタントに負担しなくてはいけません。
ケガや病気になった時の「医療費」
普段は健康でもケガや病気になることもありますし、年老いれば若い頃より「医療費」もかかるようになるでしょう。
見送るための「葬儀費用」
そして、愛犬の生涯を看取ったあとの「葬儀費用」についても忘れずに考えておく必要があります。
このように、わんちゃんの生涯では様々な場面で必要になる費用があります。
愛犬が安心して一生を過ごせるように、年齢による「お金のかかり時」を把握して、生涯費用を上手に管理し準備しておきましょう!
犬の生涯飼育費用は約2,500,000円
一般社団法人ペットフード協会が実施した「令和4年全国犬猫飼育実態調査(犬 飼育・給餌実態と支出)」によると、生涯必要経費(※平均寿命 14.76才より算出)2,517,524円という結果でした。
犬種 | 平均寿命 | 生涯 必要経費 |
---|---|---|
超小型犬 | 15.31才 | 2,468,346円 |
小型犬 | 14.28才 | 2,460,133円 |
中型・大型犬 | 13.81才 | 3,055,401円 |
犬 全体 | 14.76才 | 2,517,524円 |
小型犬の方が平均寿命が長く、生涯必要経費も少ない傾向になっていますね。
しかし、この結果はあくまでも平均値から算出した結果です。飼育している犬種や飼い主のライフスタイルによって必要な経費の金額は大きく異なってきます。
上記の結果は、あくまでも参考程度として把握しておきましょう。
犬の年齢によるお金のかかり時
わんちゃんも人と同じように、年齢による「お金のかかり時」があります。
例えば…
かわいい子犬の時期にあたる生後2ヶ月〜1才の頃は、お迎えするための初期費用など、たくさんの「お金がかかる時」です。
年齢を重ね7才頃からはシニア期になり、若いころと同じようにはだんだん動けなくなっていきます。病気やケガの心配が増え、ケアや医療費に「お金がかかる時」になります。
わんちゃんの生涯で「いつ」のタイミングで「どのくらい」のお金が必要になるのか、愛犬が安心して一生を過ごせるように、しっかりと知っておく必要があります。
ここからは、わんちゃんの年齢別に「お金のかかり時」についてご紹介します。
子犬(生後2ヶ月〜1才頃まで)
わんちゃんをお迎えする場合、生後2〜3ヶ月の子犬から飼い始める方が多いのではないでしょうか。(保護犬など譲渡を受ける場合は、成犬からお迎えする方もいらっしゃるかもしれませんね。)
わんちゃんをお迎えする時に、まず必要になるのが「初期費用」です。
生体購入にかかる費用、基本的な飼育グッズの購入費用、各種登録料、予防接種代など、たくさん「お金がかかる時」です。
初期費用
(犬を購入した場合の)初期費用は、おおよそ160,000円〜かかります。
初期費用 | おおよその金額 |
---|---|
生体価格 | 80,000円〜 |
畜犬登録 | 3,000円 |
予防接種 | 22,000円〜 |
マイクロチップ装着/登録 | 3,000円〜/400円〜 |
飼育グッズ | 50,000円〜 |
初期費用の合計 | 158,400円〜 |
購入する場所(ペットショップ、ブリーダーなど)や犬の生体価格、利用する病院やサービス、飼育グッズの購入金額など、費用内訳によって大きく金額が変動するのが「初期費用」です。
お迎えしたい犬種の価格帯や利用する動物病院の診療費、必要な飼育グッズの購入にかかる費用など…わんちゃんをお迎えする前に、必要な「初期費用」をしっかりと洗い出して準備しておきましょう!
成犬期(1〜6才頃まで)
成犬期は、愛犬も若く元気で体力がある年齢です。
日々の食事や日常的なケアに必要な「毎月の費用」や、定期的な健康診断やワクチン接種などの「年間費用」の管理が必要です。
年間費用
アニコム損害保険株式会社の「2023最新版 ペットにかける年間支出調査」によると、1年間でかかる犬の飼育費用は338,623円という結果でした。
飼育費用の項目と年間支出金額の内訳は、以下の通りです。
費用項目 | 年間支出金額 |
---|---|
ドッグフード・おやつ | 64,294円 |
日用品 | 13,431円 |
ワクチン・健康診断等の予防費 | 33,648円 |
ケガや病気の治療費 | 56,134円 |
トリミング料 | 48,200円 |
ペット用品 | 18,835円 |
旅費(交通費、ペットホテル、施設利用料など) | 25,679円 |
光熱費(飼育に伴う追加分) | 16,505円 |
その他 | 18,134円 |
ペット保険料 | 43,763円 |
合計 | 338,623円 |
飼育している犬種や飼い主のライフスタイルによって、必要な経費や金額は大きく異なってきます。上記の結果は、あくまでも参考程度として把握しておきましょう。
年間費用は、「1年に1回必要な予防医療費」や「突然の出費」があることを考慮して、年間150,000〜300,000万円程度必要になると考えておくと良いでしょう。
愛犬と安心して暮らすために、1年間でかかる飼育費用をしっかり把握して管理しましょう!
毎月の費用
一般社団法人ペットフード協会が実施した「令和4年全国犬猫飼育実態調査(犬 飼育・給餌実態と支出)」によると、1ヵ月間の犬に関する平均支出額(医療費を含む)は15,165円、中央値は11,000円という結果になっています。
ちなみに、1頭飼育者の場合の平均支出額は13,904円、中央値は 10,500円でした。
犬種や飼育頭数によって支出額は異なりますが、犬を飼っている人たちは1ヶ月おおよそ10,000円〜1,5000円の飼育費用を支払っているようです。
毎月必要な飼育費用と平均金額は以下の通りです。
飼育費用 | 平均金額 |
---|---|
ドッグフード、おやつ | 3,642円 |
日用・消耗品 | 1,615円 |
トリミング | 1,593円 |
おもちゃ・衣服 | 3,970円 |
医療費 | 1,164円 |
ペット保険 | 4,653円 |
毎月かかる費用/合計 | 16,637円 |
一般的に必要な毎月の飼育費用として参考にしてください。
シニア期(7才以降)
年齢が7才になる頃からシニア期に入ります。
わんちゃんも人と同じように、シニアになると身体機能がだんだん低下しはじめ、若い頃と同じようには動けなくなっていきます。病気やケガなどの心配も増え、医療費などの「お金がかかる時」になってきます。
動物病院にかける費用や治療費の最大額も、愛犬の高齢化と共に高額になる傾向があるようです。
年齢 | 1ヶ月にかけている 動物病院の費用 | 1つの病気にかかった時の 治療費の最大額 |
---|---|---|
7才〜12才 | 7,800円 | 67,256円 |
13才以上 | 9,801円 | 80,912円 |
1ヶ月の動物病院代と大きな治療費に備えて、年間160,000〜200,000円程度の医療費を準備しておくと安心でしょう。
愛犬がシニア期を安心して過ごせるように、老後費用についてもしっかり考えて準備しておきましょう。
高齢期(10才以降)
愛犬が10才を過ぎてくると、より細やかなケアが必要になります。
一人暮らしだと、愛犬の介護のためにつきっきりになるのが難しいこともあるでしょう。
認知症の発症や持病の悪化など、自分ひとりではお世話が難しくなったと感じたときは、周りの人やペットシッターなどを頼ることも検討しましょう。
終末期
愛犬の生涯を看取ったあと、送り出すための「葬儀費用」がかかります。
「いっしょに過ごしてくれてありがとう」の気持ちをたくさん込めて、大切に送り出してあげましょう。
愛犬の供養の方法によって費用や金額は異なります。
愛犬が虹の橋へ旅立ったあとの時間を、どのように過ごしていきたいのか…愛犬のために、そして、なによりご自身のために事前にゆっくりと考えて準備しておくことが大切だと思います。
愛犬が、最後まで幸せな生涯を送れるように…
犬を飼うと、生涯で約2,500,000円の費用がかかります。
犬の平均寿命はおおよそ15才です。
愛犬が安心して一生を過ごせるように、年齢による「お金のかかり時」を把握して、必要な生涯飼育費用をしっかり準備しておきましょう!
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