【生涯飼育費用】一人暮らしで犬を飼う前に知っておきたい、お金のかかり時について解説!

一人暮らしで犬を飼う
しほ
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こんにちは、しほです!
一人暮らしで犬と楽しく暮らすためのブログ記事を書いています!

一人暮らしをしているけど…

  • 「犬が大好きで、犬を飼いたい!」
  • 「実家では飼えなかったので、一人暮らしをしたら犬を飼うのが夢だった!」
  • 「一人暮らしがさみしいので、犬を飼って癒やされたい…」

と、思っている方もいらっしゃいますよね?

しほ
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犬は本当にかわいくて、毎日癒やされます…!

ですが…

犬を飼う前に、まず心配になるのが「生涯でかかるお金のこと」ですよね。

  • 犬を飼うには、いくらお金が必要なの?
  • 生涯の飼育費用を負担できるのか不安…。

犬を飼うために、たくさんの飼育費用が必要になることはわかるけど、いったい生涯でいくら必要になるのか…一人暮らしで自分の生活費の確保するだけでも大変なのに、犬の生涯の飼育費用も負担できるか、わからなくて不安に感じている方も多いのではないでしょうか?

この記事では、犬を飼う際にかかる「生涯飼育費用」について詳しくご説明します!

この記事でわかること
  • 犬を飼う際に必要な生涯飼育費用と金額
  • 犬の年齢によるお金のかかり時ポイント

大切な愛犬を迎え入れる前に、生涯の飼育費用についてしっかり知っておきましょう。ご参考になれば幸いです。

15年以上一人暮らしで犬を飼っている、わたしがご紹介します!

しほ
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アラフォー。一人暮らしで犬を飼っている歴約15年。自身の経験をもとに「一人暮らしで犬を飼うこと」について、リアルな日常・情報を発信中!
夢は『24時間365日ずっと犬といっしょに暮らすこと!』

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犬を飼うと生涯でたくさんのお金がかかる!

お迎えしたわんちゃんが健康で幸せな生涯を送るためには、たくさんのお金が必要です。

お迎えする際の「初期費用」

まず、最初にわんちゃんを家族として迎え入れる際の「初期費用」を準備する必要があります。

初期費用リスト
  • 生体購入費
  • 畜犬登録料
  • 予防接種代
  • マイクロチップ装着/登録料
  • 飼育グッズ購入費
しほ
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現在、ペットが飼えるお部屋に住んでいない場合は、ペット可の賃貸などへの引っ越し費用も必要になります!

ず〜っとかかる「飼育費用」

家族になってからは、日々の食事やお世話のための「飼育費用」をコンスタントに負担しなくてはいけません。

飼育費用リスト
  • ドッグフード・おやつ代
  • 日用品代
  • ワクチン・健康診断等の予防費
  • ケガや病気の治療費
  • トリミング料
  • ペット用品購入費
  • 旅費(交通費、ペットホテル、施設利用料など)
  • 光熱費(飼育に伴う追加分)
  • ペット保険料(加入する場合)
  • その他

ケガや病気になった時の「医療費」

普段は健康でもケガや病気になることもありますし、年老いれば若い頃より「医療費」もかかるようになるでしょう。

見送るための「葬儀費用」

そして、愛犬の生涯を看取ったあとの「葬儀費用」についても忘れずに考えておく必要があります。


このように、わんちゃんの生涯では様々な場面で必要になる費用があります。

愛犬が安心して一生を過ごせるように、年齢による「お金のかかり時」を把握して、生涯費用を上手に管理し準備しておきましょう!

犬の生涯飼育費用は約2,500,000円

一般社団法人ペットフード協会が実施した「令和4年全国犬猫飼育実態調査(犬 飼育・給餌実態と支出)」によると、生涯必要経費(※平均寿命 14.76才より算出)2,517,524円という結果でした。

犬種平均寿命生涯
必要経費
超小型犬15.31才2,468,346円
小型犬14.28才2,460,133円
中型・大型犬13.81才3,055,401円
犬 全体14.762,517,524円
出典:一般社団法人「令和4年全国犬猫飼育実態調査(犬 飼育・給餌実態と支出)」犬生涯必要経費のデータを基に作成。
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小型犬の方が平均寿命が長く、生涯必要経費も少ない傾向になっていますね。

しかし、この結果はあくまでも平均値から算出した結果です。飼育している犬種や飼い主のライフスタイルによって必要な経費の金額は大きく異なってきます。

上記の結果は、あくまでも参考程度として把握しておきましょう。

犬の年齢によるお金のかかり時

わんちゃんも人と同じように、年齢による「お金のかかり時」があります。

例えば…

かわいい子犬の時期にあたる生後2ヶ月〜1才の頃は、お迎えするための初期費用など、たくさんの「お金がかかる時」です。

年齢を重ね7才頃からはシニア期になり、若いころと同じようにはだんだん動けなくなっていきます。病気やケガの心配が増え、ケアや医療費に「お金がかかる時」になります。

わんちゃんの生涯で「いつ」のタイミングで「どのくらい」のお金が必要になるのか、愛犬が安心して一生を過ごせるように、しっかりと知っておく必要があります。

ここからは、わんちゃんの年齢別に「お金のかかり時」についてご紹介します。

子犬(生後2ヶ月〜1才頃まで)

わんちゃんをお迎えする場合、生後2〜3ヶ月の子犬から飼い始める方が多いのではないでしょうか。(保護犬など譲渡を受ける場合は、成犬からお迎えする方もいらっしゃるかもしれませんね。)

わんちゃんをお迎えする時に、まず必要になるのが「初期費用」です。

生体購入にかかる費用、基本的な飼育グッズの購入費用、各種登録料、予防接種代など、たくさん「お金がかかる時」です。

初期費用

(犬を購入した場合の)初期費用は、おおよそ160,000円〜かかります。

初期費用おおよその金額
生体価格80,000円〜
畜犬登録3,000円
予防接種22,000円〜
マイクロチップ装着/登録3,000円〜/400円〜
飼育グッズ50,000円〜
初期費用の合計158,400円〜
上記のデータは、筆者の経験および調査に基づいています。

購入する場所(ペットショップ、ブリーダーなど)や犬の生体価格、利用する病院やサービス、飼育グッズの購入金額など、費用内訳によって大きく金額が変動するのが「初期費用」です。

お迎えしたい犬種の価格帯や利用する動物病院の診療費、必要な飼育グッズの購入にかかる費用など…わんちゃんをお迎えする前に、必要な「初期費用」をしっかりと洗い出して準備しておきましょう!

成犬期(1〜6才頃まで)

成犬期は、愛犬も若く元気で体力がある年齢です。

日々の食事や日常的なケアに必要な「毎月の費用」や、定期的な健康診断やワクチン接種などの「年間費用」の管理が必要です。

年間費用

アニコム損害保険株式会社の「2023最新版 ペットにかける年間支出調査」によると、1年間でかかる犬の飼育費用は338,623円という結果でした。

飼育費用の項目と年間支出金額の内訳は、以下の通りです。

費用項目年間支出金額
ドッグフード・おやつ64,294円
日用品13,431円
ワクチン・健康診断等の予防費33,648円
ケガや病気の治療費56,134円
トリミング料48,200円
ペット用品18,835円
旅費(交通費、ペットホテル、施設利用料など)25,679円
光熱費(飼育に伴う追加分)16,505円
その他18,134円
ペット保険料43,763円
合計338,623円
出典:アニコム損害保険株式会社「2023最新版 ペットにかける年間支出調査」のデータを基に作成

飼育している犬種や飼い主のライフスタイルによって、必要な経費や金額は大きく異なってきます。上記の結果は、あくまでも参考程度として把握しておきましょう。

年間費用は、「1年に1回必要な予防医療費」や「突然の出費」があることを考慮して、年間150,000〜300,000万円程度必要になると考えておくと良いでしょう。

愛犬と安心して暮らすために、1年間でかかる飼育費用をしっかり把握して管理しましょう!

毎月の費用

一般社団法人ペットフード協会が実施した「令和4年全国犬猫飼育実態調査(犬 飼育・給餌実態と支出)」によると、1ヵ月間の犬に関する平均支出額(医療費を含む)は15,165円中央値は11,000円という結果になっています。

ちなみに、1頭飼育者の場合の平均支出額は13,904円中央値は 10,500円でした。

犬種や飼育頭数によって支出額は異なりますが、犬を飼っている人たちは1ヶ月おおよそ10,000円〜1,5000円の飼育費用を支払っているようです。

毎月必要な飼育費用と平均金額は以下の通りです。

飼育費用平均金額
ドッグフード、おやつ3,642円
日用・消耗品1,615円
トリミング1,593円
おもちゃ・衣服3,970円
医療費1,164円
ペット保険4,653円
毎月かかる費用/合計16,637円
出典:一般社団法人ペットフード協会「令和4年全国犬猫飼育実態調査」のデータを基に作成

一般的に必要な毎月の飼育費用として参考にしてください。

シニア期(7才以降)

年齢が7才になる頃からシニア期に入ります。

わんちゃんも人と同じように、シニアになると身体機能がだんだん低下しはじめ、若い頃と同じようには動けなくなっていきます。病気やケガなどの心配も増え、医療費などの「お金がかかる時」になってきます。

シニア期になると必要になってくる飼育費用
  • 衰えた足腰の負担軽減・転倒防止のために段差にはスロープを配置したり、床に滑り止めマットを敷くなど、飼育環境の整備費用
  • シニア犬の年齢や体調に合わせたドックフードへの切り替え、サプリメントの購入
  • 年2回の定期的な健康診断

動物病院にかける費用や治療費の最大額も、愛犬の高齢化と共に高額になる傾向があるようです。

年齢1ヶ月にかけている
動物病院の費用
1つの病気にかかった時の
治療費の最大額
7才〜12才7,800円67,256円
13才以上9,801円80,912円
出典:日本獣医師協会 家庭飼育動物(犬・猫)の飼育舎意識調査 平成27年

1ヶ月の動物病院代と大きな治療費に備えて、年間160,000〜200,000円程度の医療費を準備しておくと安心でしょう。

愛犬がシニア期を安心して過ごせるように、老後費用についてもしっかり考えて準備しておきましょう。

高齢期(10才以降)

愛犬が10才を過ぎてくると、より細やかなケアが必要になります。

一人暮らしだと、愛犬の介護のためにつきっきりになるのが難しいこともあるでしょう。

認知症の発症や持病の悪化など、自分ひとりではお世話が難しくなったと感じたときは、周りの人やペットシッターなどを頼ることも検討しましょう。

高齢期になると必要になってくる飼育費用
  • 医療費負担の増加
  • 愛犬の介護費用(ペットシッターのサービス利用料など)

終末期

我が家の先代犬の自宅供養の様子

愛犬の生涯を看取ったあと、送り出すための「葬儀費用」がかかります。

「いっしょに過ごしてくれてありがとう」の気持ちをたくさん込めて、大切に送り出してあげましょう。

終末期にかかる費用
  • 葬儀費用(火葬、納骨など):10,000〜30,000円程度
  • 自宅供養する場合:祭壇などの仏具一式

愛犬の供養の方法によって費用や金額は異なります。

愛犬が虹の橋へ旅立ったあとの時間を、どのように過ごしていきたいのか…愛犬のために、そして、なによりご自身のために事前にゆっくりと考えて準備しておくことが大切だと思います。

愛犬が、最後まで幸せな生涯を送れるように…

犬を飼うと、生涯で約2,500,000円の費用がかかります。

犬の平均寿命はおおよそ15です。

愛犬が安心して一生を過ごせるように、年齢による「お金のかかり時」を把握して、必要な生涯飼育費用をしっかり準備しておきましょう!


最後までご覧いただき、ありがとうございました!

この記事が、ご参考になれば嬉しいです!

当ブログを通して、みなさんのシングルライフがわんちゃんとのワンダフルライフになれば幸いです。

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