【犬のハウスって何?】ケージ・サークル・クレートの違いと選び方〜理想的なレイアウト

一人暮らしで犬を飼う
しほ
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こんにちは、しほです!

一人暮らしで犬と楽しく暮らすためのブログ記事を書いています!


犬を飼育する際に欠かせないグッズの中に『ハウス』があります。

しかし、いざお迎えの準備のために「ハウス」について調べてみようと思って犬の飼育本を開いてみても、さらっとしたことが書かれているだけ。ネットで検索してもケージ・サークル・クレートなど形も用途もバラバラな物を、どれも「ハウス」と呼んでいてよくわからないと思った経験があります。

ハウスって何?

ケージ、サークル、クレートの違いや使い分け方は?

どんなふうに選んで準備したらいいの?

と、調べれば調べるほど疑問が湧きました。実際に、わんちゃんを飼っている人でも「ハウス」の定義についてや設置に関して、疑問を持たれている方も多いように思います。

そこで、この記事では…

  • ハウスの意味
  • ケージ・サークル・クレートの違いと選び方のポイント
  • 理想的なハウスのレイアウト|4つのポイント
  • ハウスの設置場所|3つの注意点

について、ご紹介します!

犬の飼育歴15年以上の経験から「ハウス」について、私なりにまとめてみました。一人暮らしの場合のポイントについてもご紹介します。わんちゃんのハウス(ケージ、サークル、クレート)選びにお悩みの方のお役に立てば幸いです。ぜひ最後までご覧ください。

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アラフォー。一人暮らしで犬を飼っている歴約15年。自身の経験をもとに「一人暮らしで犬を飼うこと」について、リアルな日常・情報を発信中!
夢は『24時間365日ずっと犬といっしょに暮らすこと!』

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ハウスとは、『犬が落ち着いて安心できるお家』のこと

『ハウス』とは、わんちゃんが落ち着いて安心して過ごすことができるお家という意味で使われます。

主に、わんちゃんがリラックスして過ごすための場所となる「ケージ」、「サークル」、「クレート」の3つのいずれかを指したり、それらを総称して呼んでいることが多いようです。

犬は、狭い場所を好む傾向があります。これは、犬の祖先が暗くて狭い洞窟などを巣穴にして生活していたときの名残なのだそうです。ハウスは、犬にとって巣穴のようにリラックスできるプライベートスペースなんですね。

うちの愛犬(マル)も、よく狭いところに挟まってます。笑

ハウスがあることで、お家の中でもわんちゃんが安心して過ごすことができるようになるのです。

ケージ・サークル・クレートの違いとは?

ハウスと呼ばれている「ケージ」、「サークル」、「クレート」について、それぞれの特徴選び方メリット・デメリットについてご説明します。

ケージ

特徴
  • 床と天井があり、四方を柵で囲われたもの
  • 一般的に、ベッドとトイレを設置して、お留守番や就寝時に利用することが多い
ケージのサイズの選び方
ケージのサイズの選び方
  • 高さは、犬が立ったときに頭が天井にぶつからない程度
  • 横幅は犬の体長(肩甲骨から尻尾の付け根まで)の約3倍あるものを選びましょう。
メリット

安全性と強度が高い。

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スチール製など頑丈な素材のものが多く、周りもしっかり囲われているため安全性と強度に優れています。

屋根付きで、脱走の危険性がない。

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屋根付きなので、脱走や落下物の危険からわんちゃんを守ってくれます!一人暮らしでも、ケージがあれば安心してお留守番をさせられますね!

住居とトイレが区切れるタイプは、トイレトレーニングに最適!

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こちらのケージは、住居とトイレのスペースを2つに分ける仕切りドアがついているタイプ。トイレトレーも付属されているので、はじめてのトイレトレーニングにぴったりセカンドドアもついていてトイレのお掃除もらくらくです。屋根付き飛び出しなどの防止もできて安心です。

デメリット

狭いケージに長時間入れられるのは、犬にとってストレスになることがある。

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狭い場所はわんちゃんにとって落ち着ける場所ですが、上下左右を囲われた場所に長時間閉じ込められることにはストレスを感じることがあります。

ケージの掃除がしにくい。

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普段は、四方がしっかり囲われたケージ。お掃除のときは、正面の柵をスイングアップしてフルオープンでき、床のトレーも引き出せるのでお掃除もらくらくです!キャスターが付いているので一人暮らしの方でも移動が簡単にできます。

サークル

特徴
  • 側面のみが囲まれた、天井がない柵
  • お留守番や一時的に犬の行動範囲を制御したい時に使用することが多い
サークルのサイズの選び方
サークルのサイズの選び方
  • 高さは、犬の体高(犬が四つ足で立った状態で、床から背中までの高さ)の2倍程度の高さが推奨されます。犬が二本足で立った際に飛び出さない高さが必要です。
  • 横幅は、犬の体長の3倍程度
メリット

パーツを組み合わせて大きさや形を変えられる!

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わんちゃんの成長やライフスタイルの変化に合わせて組みかえや拡張が可能なものが多いです。

上が空いているので、エサやりやトイレの掃除がしやすい!

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天井がないので、普段のお世話が楽ちんです!

使わない時はコンパクトに収納できる!

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使わない時はコンパクトに収納できるので、一人暮らしのお部屋に最適ですね。

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こちらのサークルは組み立ても簡単!お部屋に合わせて自由にアレンジもできます。使わないときはスリムに折りたためてスッキリ収納ができます。

デメリット

天井がないため、落下物や脱走の危険性がある。

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天井がないため、落下物からの危険から守れない可能性があります。また、活発な性格のわんちゃんの場合、柵をよじ登ったりジャンプしたりして脱走してしまう危険性もあります。わんちゃんの大きさに合わせて十分な高さのあるサークルを選びましょう。クレート等を踏み台にして脱走してしまうこともあるので、サークル内の配置には十分注意が必要です。

商品によっては、強度と安定感に不安がある。

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力の強いわんちゃんの場合、サークルを押して動かしてしまったり、倒していまう危険性があります。しっかりと重みと安定感のあるものを選んだり、動いたり倒れたりしない工夫をする必要があります。

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こちらのサークルはスチール製で耐久性と重みがあり安定感があって安心です。ドアの開閉もできるので、普段のお世話のための出入りもらくらく♪

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別売りの壁付け装置を使えば、壁と床にしっかりと固定することができます。

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別売りの追加パネルで、わんちゃんの成長に合わせてレイアウトの変更も自由自在ですよ。

クレート

特徴
  • 全面が囲われた箱型のハウス
  • プラスチック製の「ハードタイプ」と布製の「ソフトタイプ」がある
  • 公共交通機関や施設内の移動、災害時の避難に利用する
クレートのサイズの選び方
クレートのサイズの選び方
  • 高さは、地面から犬の頭まで
  • 幅は、犬が中で方向転換が可能な程度(※ダックスフントなど、体長の長い犬種は幅が広めのものを選ぶ)
  • 奥行きは、犬がフセをした時に前足の先〜おしりまでの長さ
メリット

固い素材のものは、安全で安定感がある!

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万が一の時に、わんちゃんをしっかり守ってくれます。

通院や旅行など、車や公共交通機関での移動に便利!

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クレートに入っていれば公共交通機関や施設の利用も可能です。通院や旅行などの移動の際にあると便利です。

災害時の避難にも役に立つ!

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災害時の避難にも必要になるので、1つは持っておくことをおすすめします!

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こちらは小型犬向けのSサイズです。(ちょっと大きめのMサイズもあります。)細い格子状の扉が多いのですが、こちらは格子が太いので噛み癖のあるわんちゃんでも安心です。スモークドアで見通しも良く、わんちゃんも中で落ち着いて過ごせます。

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別売りのキャリー用ショルダーベルトを付ければ、肩掛けにして移動もできます。災害の避難時は必須アイテムですので、セットで購入しておくことをおすすめします!

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普段からクレートを寝床として使用して、愛犬が安心して中で過ごせるように習慣付けておくのがポイントです!クレート用クッション組み合わせて快適な空間を用意してあげましょう。

デメリット

ずっしりと重いので、長距離の手持ち運びは大変。

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クレートに入れて、電車に乗って愛犬を連れて帰って来たとき腕が筋肉痛になりました…。クレート3kg+犬3kg=5kg(苦笑)

徒歩で持ち歩く場合は、キャスター付きのものを選ぶと楽ちんです。車や飛行機以外での移動には、キャリーバッグを利用するのもおすすめです。

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小型犬とのおでかけには、軽量なトートバッグタイプのキャリーバッグがおすすめ!シンプルなデザインのものはお洋服とも合わせやすいですよ。オリジナルお名前刺繍サービスがあり、世界で一つだけのバッグにできちゃいます…♡


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重たいクレートもキャスター付きなら持ち運びも楽チン!こちらはスーツケースメーカーが作ったペットキャリーなので安定性も抜群。そのままハウスとしても使えるので旅行や帰省などにも便利です。こちらは小型犬〜中型犬にちょうどいいサイズです。

理想的なハウスのレイアウト|4つのポイント

わんちゃんが快適に過ごせるハウスの配置のポイントは、以下の4つです!

  • ケージ、サークル、クレートを組合せて配置する
  • 中にトイレとクレートを置いても、犬が動けるスペースがある
  • クレートとトイレが離れている
  • クレートの上に屋根が付いている

①ケージ、サークル、クレートを組合せて配置する

ケージとサークルとクレート、どれを使ったらいいの?」と、迷われている方も多いかもしれません。理想のハウスは、ケージとサークルとクレートの3つを組合せて使用することです!

ケージ+サークル+クレート
  • ケージ:クレート(寝床)と動いたりできるスペース。
  • サークル:トイレを配置。上が空いているので、トイレトレーニングやお掃除がしやすい。
  • クレート:安心できる寝床。
サークル+クレート
  • サークル:クレート(寝床)とトイレを配置。上からのお世話がしやすい。
  • クレート:安心できる寝床。

※サークルは屋根がないので、クレートを置く際は脱走しないように配置に注意してください。

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わんちゃんの大きさに合ったケージ・サークル・クレートは、下記を参考に選んでくださいね。

ケージのサイズの選び方 / サークルのサイズの選び方 / クレートのサイズの選び方

②中にトイレとクレートを置いても、犬が動けるスペースがある

普段ベッドとトイレだけが置けるスペースしかないケージやサークルを使っている場合、中に入っている時間が短ければ問題ありませんが、お留守番の場合は5時間未満までになります。

長時間のお留守番をさせる場合などは、わんちゃんが動いたり遊んだりできるスペースを確保する必要があります。

トイレとベッドを置くスペースしかない場合

普段使っているケージに、サークルやペットフェンスなどでスペースを追加してあげましょう。

狭いハウスで長時間の留守番をさせる時の追加スペースの作り方。
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結束バンドなどで繋ぎ合わせて、隙間からわんちゃんが脱走しないようにしっかり連結させましょう!

一人暮らしのお部屋の場合

一人暮らしの1Rや1Kのお部屋の場合、わんちゃんにとって最適な大きさのハウスを置くスペースを確保するのが難しいことがあります。

ベッドとトイレだけが置ける最小限のケージやサークルを置いて、お留守番の時だけペットフェンスやサークルでスペースを追加する。

もしくは、お部屋の中にクレートとトイレを配置して在宅中は室内フリーにして、お留守番の時だけペットフェンスやサークルなどでスペースを区切るという方法もあります。

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住居環境に合わせて、わんちゃんが快適に過ごせるハウスを工夫してレイアウトしてあげてください!

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こちらの商品は置くだけで簡単に設置ができます。ジョイントで連結も可能なので、お部屋や用途に合わせてレイアウトが可能です。フェンスにしてスペースを区切ったり、連結させて追加スペースを作るのに便利です。


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こちらのケージは、普段はコンパクトなサイズで使用でき、お留守番の時などに拡張することができる優れもの!ハウスを置くスペースにお困りの方にぴったりの機能です。

③クレートとトイレの距離が離れている

犬はキレイ好きな動物で、排泄する場所と寝る場所を分けたいという本能があります。嗅覚も優れているため、クレート(寝床)とトイレの距離が近すぎるとリラックスして過ごすことができません。

トイレと寝床は距離を取って配置してあげると良いでしょう。対角線に離して配置したり、トイレとスペースを仕切りで区切ってあげるのも良いかもしれません。

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こちらは、サークル内を仕切り板でスペースを分けることができるタイプです。トイレと寝床の間に仕切り板を立てることで、わんちゃんが快適に過ごせる空間作りができます。

④クレートの上に屋根を付ける

クレートを台にして、ケージやサークルから脱走してしまう危険性があります。クレートを設置した場所の上には、必ず屋根を付けましょう。

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こちらは追加パーツで屋根の取り付けが可能です。クレートを設置するスペースに屋根を取り付けて脱走を防止し、トイレのスペースは天井を空けておくことでお掃除がしやすい、理想的なハウスのレイアウトにすることができます!


  • ケージ、サークル、クレートを組合せて配置する
  • 中にトイレとクレートを置いても、犬が動けるスペースがある。
  • クレートとトイレが離れている。
  • クレートの上に屋根が付いている

上記のポイントを参考にして、わんちゃんにとって快適に過ごせるハウスをレイアウトしてあげてくださいね!

理想的なハウスの設置場所|3つの注意点

わんちゃんがハウスの中で安心して過ごすために、設置する場所も大切です。

犬は集団で行動する生き物です。飼い主さんがいちばん時間を過ごすお部屋にハウスも設置してあげましょう。ハウスの中から大好きな家族の様子が見えると、わんちゃんも安心して過ごすことができ社会化も身につきます。

お部屋の中で、ハウスを設置する場所にも注意点があります。以下の3点に注意して、わんちゃんが快適に過ごせる場所にハウスを設置するようにしましょう。

①直射日光が当たる窓際やエアコンの下は避ける

直射日光が当たる窓際エアコンの風が直接当たるところは、体温調節が難しく体調を崩してしまう可能性があるので避けましょう。

②ドアや窓の近くは避ける

わんちゃんが落ち着いて過ごすためには、静かな環境であることも重要です。

人が頻繁に出入りするドア付近外の騒音が聞こえる窓際などは、わんちゃんも落ち着いて過ごすことができないので避けるようにしましょう。

③転倒や落下物の危険がある場所は避ける

留守番中などハウスの中に犬が居るときに、近くの家具が転倒したり棚の上の物が落下すれば事故や怪我に繋がる危険性があります。

万が一に備えて、ハウスの周りは危険な物を置かないように配慮しておくと良いでしょう。

わんちゃんが安心して過ごせるハウスを選んであげましょう!

いかがでしたでしょうか?

『ハウス』とは、わんちゃんが落ち着いて安心して過ごすことができるプライベートスペースです。

ケージ」「サークル」「クレート」を組合せて、わんちゃんが快適に過ごせるハウスをレイアウトしましょう!


クレートの中は、やっぱり安心できてぐっすり眠れるみたいです。笑

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

この記事が、ご参考になれば嬉しいです!

当ブログを通して、みなさんのシングルライフがわんちゃんとのワンダフルライフになれば幸いです。

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夢は『24時間365日ずっと犬といっしょに暮らすこと!』

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